●愛犬と暮らす昭和の古民家●平成26年●

~松の古梁が、ささやきかける・・。広いリビング!~

*お施主様の声*
私は大津の一軒家を借りて、最初は家族5人と犬2匹で暮らしていました。子供達も成長し老犬モモも居なくなり今は2人と犬1匹となりました。となると家賃も高く震災の事を考えると土佐山田町は安心だと思い、土佐山田町で家を探す事にしました。 そして、今の家・築37年の9部屋ある庭付きの家を見つけました。早速、MIタウン企画部さんに連絡して部屋の中を見せてもらいましたが一室が4畳半のお部屋ばかりでちょっと狭く感じました。自分なりに2つの部屋を一つにして広く使う様にすれば何とかなるのではと思い、自分なりの間取り図を書いて相談したところ、社長さんより「ここをこうすれば面白い家になりますよ。」と言ってもらい私もワクワクして山田の家を購入する事にしました。  予算が少ないのですが、わがままを言う私の意見を社長さんやスタッフの皆さんは丁寧に聞いて下さって本当に感謝しています。工事が始まり、1階のキッチンと和室の屋根裏を出してもらうことにしました。時々、仕事が休みの日は家を見に行くのですが屋根の梁が出たのを見て感動、とても気に入りました。そして部屋と部屋との壁もなくなり圧迫感もなくなりました。見た目も変わりましたが、耐震工事・断熱もしっかりして頂き雨漏りしていた所、外の樋も大雨の時に見に来て使えない状態のチェックをしてくれていたのでとても安心しました。  新しい家も良いのですが、使える物は生かし、魅力のある家を持つのも楽しいかなと思っています。そう思えたのもMIタウン企画部の皆様のお陰と思います。本当に有難うございました。
《この家のみどころ》
  ~コンクリートブロック塀を撤去して、解放され蘇る庭~

改装後

ビフォー・アフター

BEFORE ブロック塀で囲われ、駐車スペースも狭い。

AFTER ブロック塀を全て撤去し、開放的なお家に蘇りました!

BEFORE 和室

畳の表装替えのみで、既存を聞かした空間。

建具や壁で仕切られていた空間

天井には丸くて大きな梁が出現!開放的な空間となりました!

閉鎖的な空間だったキッチン。

大きな開口部を設け、天井も少し高くなり明るいDKになりました!

アフター

DKから続く部屋は、和室のまま生かし、和の雰囲気が心休まります。

建具で間仕切っても良し、仕切って部屋としても使っても良し。暮らし方に応じて変えられる部屋。

階段下のスペースを生かし、食品庫して使えるように。

古建具も生かし、限られた予算で快適に暮らせれるように・・・


~感性豊かな、女性の時代を彷彿~
安心・安全と一家団欒を強く求められていました。防災への関心と、一家の幸せ創りが「住居」である事を自覚しておられたのでしょうか?家創りのお話を伺う度に、強い印象として、いつも心に感じさせられるお施主様でした。今回の再生工事は、そのお施主様の心がそのまま形となって現れた、お住いになったのではないかと関心致しております。『家は、人の心が創るもの』法隆寺の大工の名工が残した言葉ですが、何か相通ずる言葉で改めて考えさせられる一言です。ぜひ、この機会に昭和の古民家の魅力を堪能して頂ければと心より念じております。
  代表取締役 片岡正治