●蔵を取り込んだ釜戸のある古民家●平成24年●

~築90年以上前の漆黒の木の梁が心に語りかける~

《この家のみどころ》
  ~倒壊寸前の家が古材を最大限に利用し、
              生まれ変わった古民家~
ビフォー・アフター

BEFORE

AFTER

BEFORE 雨漏りで天井が抜け落ちていました!

AFTER 漆黒の梁は圧倒的な魅力があります。

BEFORE

AFTER

BEFORE 土間(井戸)

土間スペースはそのまま生かし、数十年前の形が蘇りました!

BEFORE

釜戸とは別に、キッチンスペースを設けました。

アフター

古梁や、蔵の入口は年月を感じられます。

古材と新しい材との組み合わせ。

淡いピンクで塗った壁は、温かみを感じられます。

和室から眺めるお庭は時間を忘れてしまうくらい、心休まります。

和室。マイラ戸の押入が素敵。

既存を生かした和室。

外壁は焼杉と洋漆喰で貼り直しました。


お客様の個性を活かす!!

しばらく放置された、築90年以上は経っている古い空家でした。広い敷地の渕に、何度か増築を重ねられて来たのでしょうか…。屋根付の土間から蔵に行ける古の歴史を感じさせる変わった造りの家で、その部分は倒壊寸前でした。そうした、お家の個性を出来る限り活かしての再生を行ってみました。      古民家一級鑑定士 代表取締役 片岡正治