●掘りごたつのある新星古民家●令和3年●

~築64年風が通る。疲れが取れる古民家~

*お施主様の声*
「古民家に住みたい。」高知県に引っ越して間もなく家を持とうということになった際の私の一言。けれど現実は何かと厳しい。それでも諦めの悪い私は、「ならば、古い木枠の窓の残る家を探す。」と目標を定めた。それから十五年。場所、価格、その他諸々の条件をクリアした家が、ぽっと近所に現れた。古民家とは言えないけれど、佇まいがよい。心を決め、この傾いた木枠の窓を活かしてくれるところはと考えると、すぐにMIタウンの名が頭に浮かび依頼をした。 窓木枠や長い縁側を残す計画、長年の夢が少しずつ叶っていくのを感じる日々。それでも、心の隅に「古民家じゃない。」という思いが無意識に潜んでいる。契約から二ヶ月程経った頃、いの町の完成見学会に参加した。古い農家の所謂「古民家」である。平屋の広い屋根、太く自然形の梁、天袋もすてきだ。そんなことを考えていると、そばにいた片岡社長が振り向いた。いつもは穏やかな眼差しのその瞳に、強い光をまとっている。おもむろに口を開くと、「あの家には、この家にはない魅力があります。百の家があったら、百様のよさがありますから。楽しみにしていて下さい。」心にかかった靄が、ゆっくりと晴れていくのを感じたことを、今も鮮明に覚えている。それから三ヶ月。迷ったり、現実と戦ったり、時には心が折れそうになったりもしたけれど、スタッフの皆さんに支えられ、導かれながら、ここまでくることができた。そして今、私は自分の家が、「一番素敵!」と自信満々言えるようになった。ずっと探してきた理想の家を目の前にして、これまでの年月を思う。諦めないでよかった。そして、そう思わせてくれたMIタウンのみなさんに、深謝!
《この家のみどころ》
  ~手作りのキッチン・木のヨクシツ・吹抜け・格子テスリなど
開放感あるリビングダイニング~
ビフォー・アフター

洋間で綺麗な状況でしたが、暗く使い勝手の悪い間取りでした。

導線を考え、間仕切り壁を撤去し、吹抜けを設けることで2階からの採光で明るいLDKになりました。

台所は、壁が傷んでいたり寒々しい空間でした。

壁床天井を貼り替え、断熱材もしっかり施工し、木の温かみのある空間に!

セクショナルキッチンの台所は、オーダーメイドのキッチンに入れ替え!

場所はそのままで、交換するだけでこんなにも雰囲気が変わります!

タイル貼りの浴室でした。

お施主様たっての希望の木のお風呂!とってもおしゃれで、温かみのある浴室になりました。

和便器・洋便器がそれぞれありました。

トイレは1つにし、広々とした空間に。また、無垢の杉板で壁を仕上げてます。

アフター

明るくなったリビングは、掘り炬燵を設け、居心地の良いリビングに大変身!

リビングにある柱は古材の丸太に取替え、大黒柱のような雰囲気に。

洗面脱衣室は、タイル貼りの洗面の壁と古建具が見事にマッチしてます!

押入と飾棚でしたが、建具を撤去し1間で使えるように。

和室でしたが、床を杉板にし、壁を構造用合板仕上げにすることで、木の温もり感じる洋間になりました。

LDKの吹抜け部は、高めの格子テスリにし光が抜けるようにしました。

吹抜け部

2階洋室。床のみ貼替、壁は今後お施主様が塗られる予定・・・

吹抜け部は、2階の窓を開閉出来るよう、格子で床を設けました!

解放感のあるLDK。風の通りも光も入り、心地良いの良い空間になりました。


~『すまい』は家族。幸せ実現のステージ!~

住いの大切さを知り、深い関心を持ち続けていたご家族でした。7年~8年前に当社の住まい創りに注目して頂き、今回のご指名を頂き、打合せ調査を行い着手致しました。

古民家でも昭和の面影を存分に残した建物でした。住まう家に徹底してこだわり、自分流の住まい方と当社と一緒になって創り上げる事が出来ました。キッチン・浴室・トイレ・洗面等水廻りの各所や、掘り炬燵や、スケルトンな洋室など、感謝や感動、愛着を呼び起こす住居の魅力を随所に取り入れております。住まい続けて時間が経てば経つほど、”我が家が最高!”と感動して頂ける家づくりに今後も一層学び、日本の古民家の魅力を一人でも多くの方に提供して参ります。ぜひ、新民家の魅力をご堪能下さい。~ハッピーライフ~  代表取締役 片岡正治