●路面電車が似合う旭町の古民家●平成26年●

~昭和が蘇る高知城下の古家~

*お施主様の声*
電車通りの小さなお家。昭和初期の建物です。わずかな予算での改装で、MIタウン企画部様におすがりした所、快くお受け頂きました。『古家の良さを発見して現在に蘇らす』日本人の心です。 とても共感致しました。そして分かりやすい見積りと、親切丁寧なフォローと誠に素晴らしい皆様方です。八月は晴天一日だけという異例最悪の天候で大工さんには数倍御心労をお掛け致しました。お陰様で断熱及び耐震工事も付き、快適な住み心地です。昭和のお家が見事蘇り、住みやすさ満点!私も再生地域活動を頑張っていこうかな・・・
《この家のみどころ》
  ~天井の変化や、1階と2階の部屋の使い方~
ビフォー・アフター

BEFORE 天井が低く圧迫感のあった旧事務所は…

AFTER 天井を抜き、開放的な車庫に。

暗くて寒い印象の土間や階段でした。

階段に設けた開口部により明るくなり、更に無垢の杉板を使用することで温かみのある空間へ。

天井が低く、開口部が1箇所しかない。そんな、暗いイメージの2階のお部屋は・・・

天井は高くなり、開口部も増え明るく風通しの良い空間に 。

BERORE

トイレや洗面を増築し、新旧の木材に包まれる癒しの空間となりました!

アフター

車庫。駐車スペースを確保し、住みやすいお家に。

漆黒の梁が落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。

1階和室。

1階和室。

2階LDK。レンガ調クロスでアクセントに!

風が抜けるように窓を設け、明るく涼しい部屋に。

梁を見出しにしたので、とても開放的なLDKになりました!!


~古き文化にこそ日本の美が、輝きが・・・~

戦後、高知の街の経済を支えて来たのでしょうか。当時の少ない資材の中で、古い木、トラス梁の再利用と小さな柱で作ったお店と裏方(南)に2階建の小さな2つの部屋からなる再生工事でした。限られた小さな敷地の中で、『幸せな住まい方を、生活を』と、思考を重ねた上で決断され、当社のときめき再生工事をご指名して頂けたのでしょうか・・・。お施主様の『私は古い民家が大好きで以前からMIさんの再生工事に憧れていました。夢が実現出来れば嬉しいです!』古い文化や伝統をこよなく愛されているお施主様の温かさが今もって心に焼き付いています。是非、この機会に日本の木の文化の素晴らしさ、歴史の重みの貴重さを堪能して頂ければと心より願っております。    代表取締役 片岡正治