●樹齢300年の桧と共に栄えた畑山の古民家●平成26年●

~築300年の桧の大木の古民家!~

*お施主様の声*
築三百年修理を重ね守り継がれてきた我が家ですが、仕事の都合二十五年もの間、手入れもせずに過ごして来ました。 雨漏りの為、床は抜け休憩する事さえ困難な状態でした。自然と潰れるまで放っておいたら良いとの意見もありましたが、その姿を見届けるにはあまりにも辛く、子供達にその片付けを任す事も出来ません。主人の退職を待ち望み、一室でも泊って休める所が欲しいとの始めたリフォームでしたが、水の引込み・トイレ・風呂と基本的な費用に大幅な予算オーバー、これを期に私の夢であった囲炉裏室・薪ストーブのある居間をお願いし、叶える事ができ喜んでおります。家族・親戚・友達と自然と感じながら、のんびり楽しく過ごす住家であればと願っております。
《この家のみどころ》
  ~暖炉と掘り炬燵で漆黒の梁に癒し・・・~
ビフォー・アフター

屋根・外壁は傷み、一部崩れている所もありました。

屋根は部分補修を行い、外壁は貼り直しを行いました。

BEFORE 床が抜け落ちていました。

AFTER 腐っていた箇所をやり直し、無垢の床板に。

BEFORE 土間キッチン

AFTER 天井えお撤去し、漆黒の梁は目を引くLDKに。 

BEFORE 和室(壁が傷んで、崩れてました) 

AFTER トイレ・浴室を室内に取り込みました。

アフター

和室と洋間をそれぞれ生かし、建具を外せば大広間として使えるように。

LDKには、薪ストープを設置。

開口部からは、明るい日差しが入り心地良い。

使えるサッシは生かし、限られた予算での工事でも、快適に暮らせれるように・・・

掘り炬燵風のダイニングテーブル。

冬はとても寒いこの地域。薪ストープが大活躍する事間違いなし!

耐震補強工事も合わせて行っておりますので、補強の筋交はあえて見せ、視界が抜けるように。

LDKと続く和室から覗く、お庭は緑が気持ち良いです。

昔より使われていた古時計が、とっても合ってます!

お家のそばにある、樹齢300年もの桧はこの家を家族を守ってくれているように感じられます。


~残したい!地域の宝もの~

「ザ古民家!」「ザ古い民家!」・・・今、日本の古い文化に国内外から注目がされている様です。都市の開発が進んでいる田舎の町や村などには、そうした日本の原風景が残されていて、古来からの文化が自然環境と合まって、根付いているのです。今回は、その典型的な例で古き良き時代を体感して頂けるのではないかと思います。時代は、地域の創生を真剣に考える様に大きく変化しています。この内見会で、私達が忘れている最も大切な何かをあなたの心の中に、目の中に、香りや肌触りや、懐かしい昔として、五感を通して大きく刺激して、感動をきっと与えてくれることでしょう・・・。ぜひ一度、世界一の日本の民家の素晴らしさを体感してみて下さいませ・・・。  代表取締役 片岡正治